熊本で初めての活動写真常設館「電氣館」（現在のDenkikan）が産声を上げたのは、明治44年（1911年）元旦。2011年の元旦で100歳を迎えます。現在では熊本の繁華街唯一の映画館となったDenkikanの100年を、当時を偲ばせる写真やチラシ、映画看板などで振り返ります。また、電氣館創設者で自ら活弁士としても活躍していた窪寺喜之助（雅号霞山）にちなみ、今ではなかなか観ることができなくなった活弁士による映像を楽しみながら、映画における「音」の存在を再発見していただければ幸いです。